回転シルク印刷とは

回転シルク印刷とは、印刷対象物を回転シルク印刷機に設置し、通常はその上部に設置された孔版の下で回転させ、 同時に孔版からインクを透過させることによって印刷する印刷方法です。

回転シルク印刷でできること

回転シルク印刷の手順（概要）

1. 孔版（デザイン部だけインクが透過するように製作された版）の製作。
2. インクの調合（指定色への調色。印刷工程用の調整）。
3. 印刷対象物を回転シルク印刷機に設置。位置、回転などの調整。
4. 孔版を回転シルク印刷機に設置。
5. インクの投入、印刷物の設置。
6. 回転シルク印刷機による印刷。
7. インクの乾燥。

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印刷色について

インク調色するため、特殊色の指定が可能（黒、白、DIC、Pantone solid coatedよりご指定ください）。
※下地の影響などもあり、指定色と多少のずれが生じる場合がございます。

技術面の特徴

• 印刷対象物が回転しながら版に押し当てられて印刷するため、円筒形のものの外周面に印刷が可能。
• 様々なインクを使うことにより、様々な素材への印刷が可能。
• 小さな文字や細かな絵柄が表現しやすい。

料金面の特徴

• 孔版の製作が必要になるため、版代が必要となります。
• 版制作から1年間は、版再利用が可能（版再利用値引きが適用可能）となります。
• インク調合、回転シルク印刷機の調整など、印刷ごとに必要になる作業がございますので、印刷枚数が多いほど1枚あたり印刷代が安くなります。
• 商品の準備（袋だし、印刷用に並べるなど）、出荷用の再梱包などの作業が必要となりますので、印刷代の他、内職代が必要となります。

回転シルク印刷の注意点

• 素材によって異なりますが、印刷する際の線幅0.2mm以下、抜き幅（印刷と印刷の間）0.4mm以下のデザインは潰れ、かすれ、消えてしまう可能性があります。
• デザイン上のベタ面が広い場合、印刷のムラができる場合があります。
• 回転シルク印刷は、インク被膜が薄く、下地の影響が受けやすくなります。下地の素材、色によっては色味が沈む場合があります。
• インクは都度調合されます。指定色や前回と同じリピート注文の場合も、色味が多少異なる場合がございます。

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